こんにちは、こら(@korasampo)です。
Photoshopを使用しバナートレースをはじめて、
あれ?これってどうやるの?
とつまづいてしまったことたくさんあります。
今回は、その中でも斜めストライプのラインの作り方
について共有させていただきます。
ぜひ、私と同じ悩みを抱えた人たちに届いて欲しい…
斜めストライプのラインってどんなの?
バナートレース中につまづいたのはこの画像
この斜めストライプのライン、
かわいいし単純そうなのに!やり方がわからない!!
ちなみに、こちらのやり方がわかれば、背景全体を斜めのストライプにする!というのも簡単にできちゃいます。
やり方(簡単な流れ)
- 斜めストライプのパターンを作成しておく
- 斜めストライプにしたいところにペンツール等で直線を引く
- ペンツールの塗りをなし、線を①で作ったパターンに設定(サイズを調整)
- (色を変えたい時)スマートオブジェクトに変換し、カラーオーバーレイで色を変更する
- (ストライプの向きを変えたい時)スマートオブジェクトに変換し、編集>パスを変形>水平方向に反転
という手順となります。
一緒にやっていきましょう(手順)
1)斜めストライプのパターンを作成していく
正直、これが一番大切です…
①まず、ファイルを新規作成します。
(100px×100px等、正方形で)
②センターに十字になるようにガイドを引きます。
表示>新規ガイド>方向を垂直にし、キャンバスサイズの半分のpxを設定
(今回は100px×100pxのキャンバスサイズなので、50pxにしています)
次は、同じように水平、50pxの位置にしてガイドを作成
③ペンツール(P)を選択し、キャンパスのの左端から右端、下中央のガイドから左中央のガイドまで、
とアンカーポイントを打つようにして斜めのオブジェクトを作成します。
④同じくペンツールのまま、上中央ガイド・右中央のガイド・キャンバス左上、とアンカーポイントを打つようにして右上に三角のオブジェクトを作ります。
⑤背景レイヤーを非表示にします。(③④で作ったオブジェクト以外が透明になります)
⑥パターンに設定します。
編集>パターンを定義をクリックし、好きな名前をつけてOK
パターンに登録されました!!
(このファイルは消してもOKです!)
2)斜めストライプを使いたい箇所にラインを引く
作業中のファイルに戻ったら…
①ペンツール(P)に持ち替え、使いたい箇所から使いたい箇所に直線を引く
※ラインツールでも大丈夫です。
この時、shiftを押しながらだと、曲がらずに水平(または垂直)に直線が引けます。
②線幅は任意の太さに変えます。
(1pxとか、細すぎるとよくわかりません。ここでは6pxにしました)
3)オプションバーの線を先ほど1)で作ったパターンに変更する
①オプションバーから色を変更します。
塗りをなし、線をパターンの中から先ほど1)の手順で作ったパターンに変更します。
こうなりました。
②サイズを変更します。
もっと細いストライプにしたいので、先ほどパターンを変更したところの下にある、「拡大・縮小」を変更します。
今回は5パーセントにしました。
一応斜めボーダーのラインが完成!!!
4)ラインの色を変更する
今回は、色を黄色にしたいんです。
カラーオーバーレイを使用したいけれど、このまま、カラーオーバーレイを適応させると、
こうなります。
アレ…。せっかくパターンを適応したのに…。
こうなったら、落ち着いてcommand+Zで一つ前に戻ってください。
このラインに編集をするには、かならず、
「スマートオブジェクト」に変換をしなければならないようです。
①ラインのレイヤーを右クリックし、「スマートオブジェクトに変換」をクリックします。
変換されました。
↑このマークに変更されていると、スマートオブジェクトになったよ、という印です。
②あとは、レイヤーをダブルクリックしてレイヤースタイルのカラーオーバーレイを適応させます。
黄色になりました!
5)ストライプの方向を変える
ここで気がつきました。
アレ…?よくみたら、見本とラインの斜めの方向が逆じゃない…?
↓こちらが見本
↓さっき作ったのがこれ
あとは、簡単です。反転させれば、良いのです。
①スマートオブジェクトに変換します。
4)の①の手順でですでに変換されているのでこのままでOKです。
(スマートオブジェクトに変換されていないと、なにも起きませんでした…)
②メニューバーの編集>変形>水平方向に反転をクリックします。
ほら、変わりました!!
完成!!
まとめ
同じものが続くようなオブジェクトを作りたいときは一度、
パターンに登録してからつかう、ということが非常に有効です。
また、そのパターンの色等を変更したり、変形したい場合はスマートオブジェクトに変換をすることにより、編集が可能になります。
これを応用して、オブジェクトの塗りにストライプを使用した背景など作ってみても可愛いな〜なんて思います。
<バナートレースをする→わからないことを調べる>
この勉強法、フォトショップの使い方を理解する上で本当に有効だなと感じました。
皆さんもぜひ、試してみてください。